ある日の中国
精力剤とか大人のおもちゃとかのお店です。
商売が成り立っているということは需要があるということ。
日本では昔は国道沿いとかにありましたが、
最近は余り目立たない(秋葉原の駅前にありますが)
中国のこういう店で怪しいバイアグラの類を買うと、
全然効かないどころか、ものすごい副作用があるのがあるのがあると言うのを聞きました。
もちろん2度と来ないような客に売りつけるのでしょうが。
通販も危ないらしい。
中国ではこういう所は気を付けなければいけません。
怪しい所は出入りしなければ良いのですが。
(日本だって知らないだけで同じかも)
もうひとつ
これも前に書いたかも
中国の公園でいつも見かける婚活をやっていました。
さすが人民広場そばの公園。凄い人です。
これは最近日本でもあるようですが、親が娘や息子の結婚相手を探しに来ているのです。
大体90%位は娘の結婚相手の募集です。
娘の身長、生年、今の仕事、性格、父親の仕事が大学教授とかが書いてあり、相手の条件は身長、年収、学歴などが書かれています。
やはり私としては体重の表記や顔写真なんかが欲しい。って私が結婚する訳ではないので関係ないですね。
以前にも見ていますが、大盛況。ここで毎日何組のカップルが生まれるのだろう。
親も大変だ。上海は女が余っているということがわかります。
中国洗車サ-ビス業
これは車の洗車サ−ビスの広告です。
駐車場に置いたまま洗車をしてくれます。
3日に1回洗ってくれる場合は1ヶ月100元(当時1200円位
今だと1900円位です)
2日に1回なら120元、毎日なら200元と書いてあります。
裏にはオプションでワックスがけは1回20元(当時280円位)とか書いてあり、すべて車のドアを開ける必要もなく
自宅や会社にいる間に車置いたまま勝手に来てやってくれるというもの。
しかも最初の1ヶ月は後払い。満足したら払えばいいとのこと。
契約している人はたくさんいるみたい。日本のように何時も舗装路ばかりの通勤ではこんなに洗う必要はないので、成り立たないかもしれないけど、
まだまだ泥道の多い中国ではこの商売成り立つのです。
でもいろんなことを考えるものですよね。
20台も契約しておけば作業者1人は十分雇っていける。
会社組織でやっているみたいなので、ピンハネしている会社は洗車マニュアルつくったり
管理者がチェックしたり、集金したり、
道具を貸したりして、やらせるのはその辺の職のない安い人達。
日本でもまだまだアイデア次第で新しい仕事が始められるのではないかと考えてしまいます
そういえば蘇州では、ポリタン持った自転車が
時々走ってるのをみます。あれがそうだったんだ。
水なんか公園の水道とか河とか池からでしょうね。
中国で日本と違うところ
日本にいてあたりまえと思っていたのが、
中国ではちょっと違うと思うことがよくあります。
何回か書いているかもしれませんが、
例えばこれ
そう、ホチキスの針です。
日本だと普通にセットでホチキスに補充しますが、中国製は
微妙に針のくっつき方が弱く、歩留まりが悪いったらありゃしない。半分も使えずに捨てることになるのです。
次はこれ
日本だとス−パ-で買ってきたもの(何でもいいのですが)
袋に入っていてもちゃんと開け口は付いていてピリピリと
糊を剥がすか一ヶ所V字型に切り込みがあってそこから切って
取り出せますが、これが出ないのが中国製。
ハサミかカッタ−でやるしかない。
ちょっとしたことなのだけど、やはり日本はすごい。
シャ-ペンの芯を買いました。これが面白いようによく折れる。
日本の技術はすごい。
もう一つありました。何か樹脂製品とか茶碗とかを買うと
値段のラベルが付いていますが、これが 簡単にははがれない。
最後にかならず残ります。
爪とかで根気よくガシガシこすればとれるのかもしれませんが、
そんなことは痛くてやってられない。この簡単にはがれる糊も
日本のすばらしい技術なのです。
こうして中国で気になったことを書いていると、それが何故なのかを考えます。
不便だと思っていないから改善しようという気も無い。
最初からハサミがあれば良いのだし、シ−ルはがしで取ったり
使っている内にいつか剥がれれば別に不便ではない。
よく考えてみるとこちらがおかしいのかもしれません。
便利なことに慣れ過ぎてる。
以前壁掛け時計を買いましたが、店員はその場で箱を開けて、TEST用の電池を入れて動くの確認してから売ります。
日本では考えられない。
中国では工場出荷時に品質チェックをしない物が大半なので
最初から動かない物が良くあります。
考え方の違いで、日本では完璧を求めてその辺のコストが
上がりますが、時々駄目でも交換すればよいという考えで
安くするという考え方もあるわけです。
所、変われば‥‥‥ ですね。
駅の工事
中国の新幹線の駅「昆山南駅」がまだ工事をやってた頃のお話です。
今の日本では有り得ないような人の運搬方法にちょっとビックリ。でも知らないだけで日本でもやってたりして。
部下も上司も無いのだろうけど、もしあったら
「お前先端、お前は中段」とかやってるのかな。
大体偉い人は上にはいかないだろうな。
結構年に1回位は人が落ちるんじゃないかな。
中国では軍隊は特にですが、大手の建設会社なんかも
年間何人までは労災で死んでも会社にはお咎めなしなんてのも
あるみたい。
作業員なんかは、人口多くていくらでも補充が効くから、
あまり大事にされないような気がします。
でもこれってこの下に警備員などいなかったから、
万一落ちたら下の通行人も危ないな。
今の日本は1.5m以上に上がる時は安全帯が義務付けられて
います。これもやりすぎだと思う。
たぶん中国もその内そうなるのでしょう。
中国田舎の食堂でのお話
ちょっと前ですが、上海の田舎の方の街の食堂で
食事をしました。
中国では食材を選んで指定して、すぐに調理してもらう形式の所がたくさんあります。
肉や魚や野菜から選んだりします。
生簀から選ぶのもあります。
食欲がなくなる生簀だったりしますが・・・。
料理方法を指定したりもできますが、ここはお任せ。
結構おいしそうなできたてがでてきますが、この食堂の味は
ちょっと今一。
さて、取り皿がエビの殻とか、アサリの殻とか、鳥の骨や皮で
一杯になったので、新しいお皿を要求したら、
バケツに捨てて、紙で拭いて返してくれます。
それを誰のでも関係なく戻すので、自分としてはちょっと抵抗が
ある。
鳥の腿やエビなんかを素手で食べるので、汚れた手を紙ナプキンで拭きますが、これどこに捨てるの?と隣の中国人に聞くと、
床でいいと言います。
これも自分としては少し抵抗がある。
中国人を良く見てると捨てる物をや捨てる場所をえらんでいますね。
踏んだら靴が汚れるようなものは床には捨てないか、ものによっては場所を集中して捨ててる。
以前、田舎のHOTELで7元(当時100円)の朝食を食べに食堂にいったら、
足の踏み場に困るほど食べ物のカスが床に落ちている所が
ありましたが、やはり慣れないと大変。
最近はラップで食器のSETを包む業者がいて清潔になりましたが、
ちょっと前はお皿も箸も紙ナプキンで拭いて使うのが普通
だったし、マイ箸を持っている人もいる。
ホテルの大理石の綺麗な床に痰を吐く、田舎出身の工事の作業員をみて眉をひそめる中国人はたくさんいます。
最近は日本に来る中国人のマナ−も徐々に良くなっているような
気がします。