中国で日本と違うところ

日本にいてあたりまえと思っていたのが、
中国ではちょっと違うと思うことがよくあります。
何回か書いているかもしれませんが、
例えばこれ


そう、ホチキスの針です。
日本だと普通にセットでホチキスに補充しますが、中国製は
微妙に針のくっつき方が弱く、歩留まりが悪いったらありゃしない。半分も使えずに捨てることになるのです。

次はこれ

日本だとス−パ-で買ってきたもの(何でもいいのですが)
袋に入っていてもちゃんと開け口は付いていてピリピリと
糊を剥がすか一ヶ所V字型に切り込みがあってそこから切って
取り出せますが、これが出ないのが中国製。
ハサミかカッタ−でやるしかない。
ちょっとしたことなのだけど、やはり日本はすごい。

シャ-ペンの芯を買いました。これが面白いようによく折れる。
日本の技術はすごい。

もう一つありました。何か樹脂製品とか茶碗とかを買うと
値段のラベルが付いていますが、これが 簡単にははがれない。
最後にかならず残ります。
爪とかで根気よくガシガシこすればとれるのかもしれませんが、
そんなことは痛くてやってられない。この簡単にはがれる糊も
日本のすばらしい技術なのです。

こうして中国で気になったことを書いていると、それが何故なのかを考えます。

不便だと思っていないから改善しようという気も無い。
最初からハサミがあれば良いのだし、シ−ルはがしで取ったり
使っている内にいつか剥がれれば別に不便ではない。

よく考えてみるとこちらがおかしいのかもしれません。
便利なことに慣れ過ぎてる。

以前壁掛け時計を買いましたが、店員はその場で箱を開けて、TEST用の電池を入れて動くの確認してから売ります。

日本では考えられない。
中国では工場出荷時に品質チェックをしない物が大半なので
最初から動かない物が良くあります。

考え方の違いで、日本では完璧を求めてその辺のコストが
上がりますが、時々駄目でも交換すればよいという考えで
安くするという考え方もあるわけです。

所、変われば‥‥‥ ですね。