中国の交通事故

先日事故の瞬間を目撃してしまいました。

ユ−タ−ンをしようとしたバイクが後ろからきた車にぶつけられたのです。
私の見た限りでは、バイクは車が停まると思い、車は実はバイクをみていなかったという感じでした。
中国の場合車が結構なスピ−ドで走っていても、平気でブレ−キを踏ませて出て行くのが標準です。
たまたま近所にいた公安(警察)が来て、事情聴取はすぐに始まりました。ここからが日本と違います。
野次馬が主役。大勢の野次馬が集まり、関係ないのに一番熱弁を振るっているのが野次馬なんです。
バイクの兄ちゃんは一生懸命バイクの被害の大きさを説明し、ズボンをめくって「ここを打った」と警官に説明していますが、私の見た限りでは怪我は皆無、バイクはハンドルとステップが曲がっているかもしれないけど走れるし、もともと綺麗な
バイクではないし。
でも野次馬は車がこっちからこう走っているとこに、バイクがこうUタ−ンしてと身振り手振りで2人位が説明しています。
これその内あきたらプイっと行ってしまうのです。
バイクのあんちゃんはなんとかお金をたくさんもらおうと必死。人を跳ねて血だらけにしても100元あげて行ってしまう中国ですが、こんなあ事故でも大騒ぎにもなるということが今回わかりました。