ここが違う中国

中国:血まみれリニアモ−タカ−2009/09/09


先日出張時に世界唯一営業運転しているという、リニアモ−タカ−にのりました。もう10回位は乗っているのですが、今回初めて見て顔が引きつりました。この列車は時速430kmで上海郊外のロンヤンル−駅と浦東空港駅間30kmをたった7分で結びます。すれ違いは注意していないと気がつかないほど瞬間です。事実最初はすれ違ってる事に気がつきませんでした。一瞬だけ「ブン」という揺れを感じます。さて本題ですが、運転席を見てやろうと一番前にいきました。するとフロントガラスにヒビがあるではないですか。「あぶね〜」というのが感想。電車から降りてまえからみるとどうなっているのかみてみました。もっとびっくり。電車の下の方は血まみれ。ガラスはヒビ。いつかガラスが砕け散ってけが人が出そうです。


中国:「ホ−ムの盲人用ライン」2009/09/12

またまたつまらない事に気がついてしまいました。なんて言う名前かわかりませんが、ホ−ムに踏めばわかるデコボコの付いたラインがありますよね。これは目の不自由な人が線路に転落したり、電車の風圧でよろけたりしないように、このラインから先は危ないですよ〜っていう意味で設けられていて、世界各国どこでも同じです。でもこの写真かなり離れているのに気が付きませんか?そう日本はもっとずっと線路に近いのです。このくらい離れている方がより安全ですね。でもこれだけ離れていると、このラインを越えた目の不自由な人はラインのどちら側に居るかを忘れ、そのまま線路に転落することも考えられます。設計というのは本当に難しいものです。最後の一線にしてホ−ムの端っこにすれば絶対にこのラインを越えないけど、この位離れていると、もしかしたら安心して越えるとかラインの線路側を平気で歩くようにいつかなる、という心配があるかもしれません。